29位 【宿りし乙女の誓いと魔法】2025年7月発売
オレと天才少女のドタバタ青春恋愛ADV
・女装潜入物
・日常魔法コメディ
・次回作にも期待したい
肩肘張らずに楽しめる、いつもの空気感がしっかり感じられる作品でした。重くなりすぎず、深く考えずに雰囲気を味わう方向性がはっきりしていて、女装×少し不思議な出来事という組み合わせも意外とストレスなく馴染みます。
キャラクターの魅力や演技力が印象を引き上げている一方で、物語の運びや設定にはやや強引さもあり、完成度という点では好みが分かれそうです。
それでも後半やアフターで語られる“優しさ”には確かに残るものがあり、全体としては軽く楽しむキャラゲーとして受け止めるのがちょうどいい一本だったと思います。
28位 【バカップル・サプリメント】 2025年11月発売
めちゃくちゃ恥ずかしい超絶バカップル体験
・ひたすら女の子とイチャイチャしたい人
・原画がひたすらに綺麗
・妹や幼馴染が好きな人必須
長い延期を経た分だけ期待が大きくなり、その分シビアな目で見てしまう作品でした。
立ち絵の動きやキャラクターの見せ方は非常に良く、テーマである“バカップル感”もしっかり伝わってくる点は高評価です。ただ、事前に語られていた強化ポイントを意識すると、細かな粗や物足りなさがどうしても目についてしまい、完成度という面では惜しさが残りました。
光る部分は確かにあるからこそ、「もう一歩」整っていれば印象は大きく変わったはずで、期待していた分だけ悔しさが後に残る一作だったと思います。

27位 【恋愛、はじめまして ミニファンディスク サマーバケーション】2025年9月
『成り上がり』×『はじめまして』の
本編の空気感をそのまま引き継いだ、軽快で賑やかなファンディスクでした。メインヒロインたちとの後日談は安心感のある楽しさがあり、掛け合いのテンポやキャラ同士の関係性は相変わらず見ていて心地よい一方、全体のボリュームはかなり控えめで、特にサブキャラ周りは物足りなさが残ります。
水着や夏らしいシチュエーションに振り切った内容は雰囲気重視としては悪くありませんが、もう少し踏み込んだエピソードを期待していた人には肩透かしかもしれません。それでも、いつもの掛け合いをもう一度味わえるという点では十分に楽しく、短いながらもファン向けの“おまけ”としては納得できる仕上がりだったと思います。

26位 【恋愛、はじめまして】 2025年2月発売
『成り上がり』×『はじめまして』
・初めてエロゲを触る人にぴったり
・適度にネタを入れてくるため面白い
・Hシーンが多種多様く楽しめる
・攻略対象も多い
入りやすい設定と軽快なテンポで、肩の力を抜いて楽しめる作品でした。全体は明るい雰囲気でまとめられており、深刻な展開に踏み込むことなく、キャラクターとの距離が自然と縮まっていく構成が印象的です。
恋愛の進み方もスムーズで、共通ルートから個別ルートへの流れが分かりやすく、甘い時間をしっかり味わえるのが魅力。物語としての起伏は控えめですが、その分ストレスなく楽しめる仕上がりで、キャラとの恋愛を純粋に堪能したい人や、初めて触れる人にも向いた一本だと感じました。

25位 【流る星 -a wish star-】
カミサマを拾う、忘れられない夏が始まる
・原画が美しい
・ミコトがかわいらしい
・ムン!
手に取った瞬間に惹きつけられるビジュアルから始まり、不思議で愛らしい存在を中心に据えた物語が静かに心に残る作品でした。コンパクトな構成ながらテーマは明確で、王道の展開も声や演出の力によって新鮮に感じられます。
キャラクターの完成度が高く、自然と感情移入させられる点が強みで、派手さよりも余韻を大切にした作りが印象的。キャラを味わうタイプの作品として、価格以上の満足感を得られる一本だと感じました。
24位 【コイバナ恋愛 ミニファンディスク アフターフェスティバル】
・サブキャラカップリングが主役!
・待望のサブキャラのHシーンが見れる
前作で描ききれなかった関係性にしっかりと光を当てた、満足度の高いミニファンディスクでした。短いながらも感情の積み重ねが丁寧で、距離が縮まっていく甘酸っぱさや、思わず頬が緩むやり取りが詰まっています。
中心となる後日談は安心感のある幸福に満ち、周囲の恋模様もきちんと補完されているのが嬉しいところ。全体の空気感は明るく賑やかで、青春のきらめきを素直に楽しめる仕上がりでした。前作を気に入った人ほど、心地よく余韻を重ねられる“理想的な続き”だったと思います。

23位 【コイバナ恋愛】
恋バナ恋愛
・男たちの恋愛を応援したくなる
・こちらまで高校生活を通っている気分になる
・嫌な気分にならない
登場人物の個性がよく立っており、進めるほどに好感が広がっていくキャラ重視の作品でした。全体を包むノリはかなり軽快で、少しおバカな男子高校生たちの空気感が強く、笑える人には最後まで楽しい内容です。
友人キャラ同士の関係性や恋模様まで丁寧に描かれている点は特徴的で、物語に広がりを与えています。一方で、ルートごとの密度差や恋愛の進み方が順調すぎる部分には物足りなさも残りました。
下ネタ寄りの作風やタイトルとの印象差など好みは分かれますが、賑やかな学園ラブコメを楽しみたい人には印象に残りやすい一本で、全体像を味わうなら続きまで含めて触れるのが前提になりそうです。

22位【ハッピーウィークエンド】2025年6月発売
理想の大学生活を追体験するシミュレーション
・ 学園ものに飽きてしまった方
・社会人×学生という年の差恋愛に惹かれる方
・萌えと穏やかな日常をバランス良く味わいたい方
学園ものとは一線を画した空気感が新鮮で、少し背伸びした日常と将来への不安が自然に混ざり合う作品でした。大学生ならではのゆるさや距離感、そして年上の存在に惹かれる感覚がリアルに描かれており、どこか懐かしさもあります。
立場の違う相手と向き合うことで生まれる成長や、気負わない関係性の心地よさが印象的で、甘さと現実味のバランスも良好。賑やかなやり取りに支えられたテンポの良さもあり、肩の力を抜いて楽しめる一方、学園ものに少し飽きを感じている人には特に刺さりそうな一本だと感じました。

21位 【ジュエリー・ナイツ・アルカディア ‐The ends of the world‐】 2025年2月発売
意志と宝石の青春学園ファンタジー
・キャラの成長がすでに完了しており、前作のような変化が少ない
・炭鉱探索がメインで、舞台の広がりが少ない
・冬茜トムさんの特徴である絶望感が少ない
前作を踏まえた上で楽しむ“続き”の物語という印象が強く、世界観や人物関係にすっと戻れる心地よさがありました。驚きで引っ張るというより、これまで積み重ねてきたものを整理し、登場人物たちの変化や成長を見届ける構成で、テンポも良く読みやすい仕上がりです。
一方で、物語のスケール感や緊張感はやや落ち着き、安心して見守れる分、前作ほどの刺激を求めると物足りなさを感じるかもしれません。それでも掛け合いや戦いの熱量は健在で、シリーズを追ってきた人にとっては納得感のある補完作として、素直に楽しめる一本だったと思います。

20位 【True Colors ‐memories of the abyss‐】 2025年12月発売
ずっと僕らは、透明な青の中にいた。
・神秘的な原画
・才能ってなんなのか
・やっぱりセーラー服って可愛い
才能への羨望や劣等感といった人間らしい感情が物語の根底に流れ、複数視点を行き来する構成によって登場人物の心の揺れが丁寧に描かれていく作品でした。とりわけ双子という関係性が生む残酷な差や、身近な存在が自分の居場所を奪っていく感覚は生々しく胸に残ります。
一方で、序盤の雰囲気や青春感の完成度に比べると、後半の展開や設定の扱いにはやや曖昧さが目立ち、テーマが十分に掘り下げきれなかった印象も否めません。それでも、青を基調とした美しいビジュアルは強烈で、感情よりもまず視覚の記憶として残る、そんなタイプの一作だったと感じました。





















