| 発売日 | 2025年12月26日 | ブランド | MELLOW |
| 原画 | まうめん /さかむけ | シナリオ | 垂花 /由比燈汰 |
・神秘的な原画
・才能ってなんなのか
・やっぱりセーラー服って可愛い

~オープニングムービー~
~あらすじ~
東京に暮らす主人公『深石瑠璃色』は、鯨の声を聴いた。
窓の外に広がっているのは一面の藍と白で、年々増していく猛暑のせいで蝉の声すら弱々しくて。
クーラーの効いた教室から見る空は、どこまでも遠く見えた。
三年生。
未だ部活に一生懸命の彼も。推薦のため必死に面接練習している彼女も。
全てが少しずつ遠くなっていく。自分たちの学生生活はあと半年もすれば終わる。
これが最後の―青い、季節。
そんな夏が迫って来る感覚が、怖かった。
◇
一年前の夏。
瑠璃色は、双子の妹『薔薇』から映画撮影の話を持ち掛けられた。
断る間もなく彼女が集めてきた二人の同級生たちと撮影することになってしまう。
「薔薇は、特別だから」
才能ある妹の影で、傍観者として生きてきた瑠璃色。
しかし撮影仲間の『水萌』や『凪』と共に行動を共にするうち、
透明だった彼の日常が変わっていく。 初めての感情たちと、いくつもの葛藤と。
「空だって、海だって。近づけば透明なんだ」
透明だと思っていた青が彼を包んでいたことに、気付き始めた季節。
そんな夏だった―。
―薔薇(いもうと)が消えてしまったのは。
~公式HP引用~
~登場人物~
![]() 夏暁 ほたる | 『鹿間』という東北の海街にある学校へ通う女子学生。 学年は高等部の3年。 明るく素直で、年齢性別問わず仲良くなるのが得意。 困っている人を見ると放っておけない。 幼い頃に両親を亡くし、今は離島に住む祖父母の元で神社の仕事を手伝っている。 |
![]() 依折 水萌 | 瑠璃色と同じ都内の学校に通う高等部の3年生。 父の影響で音楽が好きで、ギターや歌が得意。 2年生の頃に薔薇に声を掛けられ、一緒に撮影する仲になった。 昔から『幽霊の声』が聴こえているらしい。 |
![]() 深石 薔薇 | 瑠璃色の双子の妹で同じ学校に通う高等部の3年生。 白子症(アルビノ)により白銀の髪と紅い瞳を持ち、異質な美しさで男女問わず魅了する。 カメラのセンスが同世代でも抜群で、映像作品で何度か賞を取ったこともある。 虚弱体質で体力もないことだけが玉に瑕。 |
![]() 虎芽 スイ | 都内の美大に通う女子大生で、空間演出デザイン科を専攻している。 個性的なファッションが好きで小柄だがよく目立つ。人付き合いを多く経験して いるため、 達観した価値観で世界を見ている。 本人曰く「バイで遊び慣れている」らしいが…。 |
![]() 四季 夜凪 | 瑠璃色と同じ学校に通う高等部の3年生。 モデルのようなスタイルと顔を持ち運動神経も抜群。 所属している野球部ではエース扱いを受けている。 2年生の頃に学校でも飛び抜けて人気の薔薇から誘われて、 部活の傍ら撮影の手伝いに励むようになる。 |
![]() 梁峰 千晶 | 東京から『鹿間』にやってきた謎多き青年。 金が要り用なのか鹿間の魚市場と漁師、 新聞配達員を掛け持ちしている。 出自を話したがらないものの、黙々とよく働くため、 雇い主たちからは気に入られている |
![]() 梁深石 瑠璃色 | 本作の主人公。 都内の学校に所属する高等部3年生。 妹と同じく白子症(アルビノ)に生まれたが、 瞳には色素が残っており正しく瑠璃色になる。 才色兼備の妹からは一歩引いた生き方をしてきたが 映画撮影に誘われたことをきっかけに透明な彼の日常は変わり始めた——。 |
~感想【ネタバレ無し】~
才能とは、いったいどこから生まれるものなのだろうか。
本作に登場する人物たちは、誰もが何かしらの“得意”や“武器”を持っていて、その輝きが時に他者の心を刺す。自分にはないものを持つ相手を、羨望と劣等感が入り混じった感情で見つめてしまう――そんな人間らしい感情が、物語の根底に流れています。
物語は複数のキャラクター視点を行き来しながら進行し、それぞれの立場や感情が丁寧に描かれていく構成。視点が切り替わるたびに解釈が高まり、登場人物たちの息遣いがよりリアルに伝わってくるのはまるで映画を観ているような感覚でした。

中でも印象的なのは、双子という関係性が生む圧倒的な差。
とりわけ妹が「兄の好きな分野」で才能を爆発させてしまったとき、兄としてそれをどう受け止めるのか――その歪みは、かなり生々しく胸に迫るものがありました。

ただ、肝心のシナリオ評価となると、正直かなり厳しいと言わざるを得ません。
序盤の完成度や、映像作品を通してバラバラだった人物たちが一つの青春を形作ろうとする姿勢は、確かに“青春”そのもの。テーマカラーの青も相まって、夏の空気感は非常によく表現されていました。
ただ、個別ルートに入った途端の失速感、そして「神」を扱うことで生じた設定のふわふわ感は最後まで拭えず、「色と感情」というテーマも、残念ながら深く刺さることはありませんでした。
それでも、原画のクオリティは本当に素晴らしい。
青の使い方がとにかく美しく、神秘的で、ビジュアル面だけは最後まで強く印象に残る一作でした。

~最後に~
MELLOWの作品で私がお勧めしたい作品はやはり「スカイコード」ですね。
是非ともプレイしてみてほしい作品です。
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2ページ目からネタバレ有の感想を作成致しました。
プレイ済みの人やプレイを検討していない人だけご覧いただければと思います。











