月に寄りそう乙女の作法 プレイ感想

エロゲ紹介

女装×服飾×青春の最高傑作

発売日2012年10月26日ブランドNavel
原画鈴平ひろ /西又葵シナリオ真紀士 /王雀孫 
東ノ助 /森林彬

オススメポイント

・つり乙シリーズの1作品目
・ルナ様の魅力に注目
・ギャグシーンのセンスが良い
・服飾のことを知らなくても楽しめる

注意点!

・修正パッチ有必ず行いましょう
・少し胸糞悪い展開あり
・シナリオが長め

月に寄りそう乙女の作法
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~オープニングムービー~

~あらすじ~

バブル崩壊により開発途中で放棄された分譲地跡にて、安く売りに出されていた中古物件を購入し移り住んだ者たちが姿を消した。

分譲跡地は文字通りのゴーストタウンと化しており、一帯に強烈な瘴気が立ち込めていた。

警察の手には余る案件であったため、人ならざるモノを管理し調伏するための機関【陰陽寮】から若き陰陽師【巽 悠久】とその相棒である悪魔【アンネリーゼ】が派遣され、事件の調査にあたることとなった。

現地に到着してすぐ強い怨念を纏った怪異と遭遇し、二人は今回の任務も一筋縄ではいかないことを悟る。
事件の裏には、尋常ならざる強大な闇が潜んでいた。

視えざる脅威を斬り裂く妖刀を携え、悠久はアンネリーゼと共に現世と常世の狭間――裏世界へと踏み入ってゆく。



~FANZA GAMES引用~

~登場人物~


【偽名】小倉 朝日 
【本名】大蔵 遊星
性別や素性を偽り『桜小路ルナ』のメイドとして仕える男の娘。
英国美人の母の面影が強い、中性的な容姿。女装時は長髪のウィッグを使用。
厳しい境遇で生きてきたにも関わらず、明るく前向きに育ったピュアな少年。
基本的に万事ハイスペック。勉強も運動も家事全般も、なんでもソツなくこなす万能家。
場の空気を読む社交的で思慮深い性格だが、反面、一般社会から隔離されて生きてきたのでややずれたところも。

桜小路 ルナ
主人公がメイドとして仕えることになる雇用主。
常に冷静で、感情表現に乏しい。女王の風格ただようスーパーお嬢様。
他人に対してはことさら尊大な口調で接するが、それは桜小路家の「ひとの上に立つ者には相応の振る舞いが求められる」という誇り高い教育によるもの。無駄に威張り散らしているわけではなく、自らに非があれば頭を下げるし、然るべき相手には敬意を払う。
しかしそれとは別にSの気があるので、然るべき相手にもやっぱり辛口。小悪魔。ものを愛でるのは(自覚はないが)基本的に上から目線。
過去の教えや経験から、他人に対して不用意に壁を解かない。しかし桜屋敷の人々に対してはその限りでないようだ。

柳ヶ瀬 湊
少女時代に出逢った主人公に、いまなお淡い想いを抱き続けていた幼馴染み。
明るく優しく人懐っこい。お嬢様気質は薄く、上流階級のわりに趣味も思考も気取りがない庶民派。
楽しいことが大好きで、ポジティブで大雑把な性格。誰にでも分け隔てなくフランクに接する。
広く誰からも愛されるタイプだが、ハイソサエティの人々からは卑俗が過ぎると失笑されがち。

ユルシュール=フルール=ジャンメール
スイス生まれの我がままツンデレお嬢様。
貴族の誇りを間違った方向に拡大解釈している残念なお嬢様。
自立心、自尊心が強い。何かにつけ白黒つけたがる、負けず嫌いな性格。
家同士に古くから交流がある関係で『桜小路ルナ』とは旧知の仲。
彼女のライバルを自認しており、ことあるごとに張り合っている。そしてよく負けている。
ライバルの『ルナ』、そしてその従者である主人公『朝日』には、しばしば高慢な憎まれ口を叩く。
しかしそれが構ってもらいたい気持ちの表れであることはバレバレなので、周囲は温かい目で見守っている。

花之宮 瑞穂
はんなり大和撫子。温厚で柔和な性格だが、要あらば凛として主張できる芯の強い女性。
箱入りで育てられたため若い男性と接する機会が少なく、また過去のトラウマもあり、男嫌いの気が強い。
主人公のことは同性だと思っているのでかなり好意的。上京して最初の友達になりたいと言ってグイグイ来る。

山吹 八千代 
『ルナ』に仕えるメイドは(主人公ふくめて)複数人いるが、彼女らをまとめるチーフ的立場のメイド長。
また主人公たちが通う 『フィリア女学院』 の臨時講師でもある。
冷静で几帳面な性格。 職業柄もあって小言が多くなりがち。
主人であるルナに対しても、間違いがあれば躊躇なく指摘する。
そのため、あまり他人に心を許さないルナが信頼を寄せている数少ない相手。

名波 七愛
『湊』に付き従うメイド。
根が暗い。独り言が多い。 恨み言も多い。 友人はいない。
もとは湊の同級生だったが、一家が離散して身寄りがなくなったところを彼女に救われた過去がある。
そのため主人の湊に異常なほど心酔しており、彼女へ近付く者に対しては敵意にも等しい警戒心を持つ。
湊が心を許している主人公『朝日』に対しても、その傾向が強い。

サーシャ=ビュケ=ジャヌカン
ユルシュールに付き従うメイド。
フランス人。 黙っていれば女性にしか見えないが、男性。
究極の自己愛者。自らを至高の美と称して憚らない。
女装しているのは、自身の美意識にかなう装いがたまたま女性的な服や化粧や言動だったゆえ。

杉村 北斗 
『瑞穂』に付き従う執事。
執事スタイルの紳士服で男装しているが、女性。
杉村家は代々、大恩ある花之宮家に従事してきた家系。 北斗も主人の瑞穂に絶対の忠誠を誓っている。

大蔵 りそな
主人公『遊星』のひとつ年下の妹 (異母兄妹)。
内向的で人付き合いが苦手。 歳のわりに達観しており、やや世界を斜めに見ている。
親族 (主人公除く) の目の届くところでは上流階級の令嬢らしく楚々として振舞うが、その範囲外ではわりと大雑把。
主人公と二人きりのときなど、寝転がって菓子をむさぼりながら毒舌をふるう。

大蔵 衣遠
主人公『遊星』の兄 (異母兄弟)。
上流階級にふさわしい高貴さと、多分野に秀でた才を併せ持つ絶対的カリスマ。
若くして世界的に名を馳せている天才ファッションデザイナーでもある。
大蔵グループのアパレル企業を統べる事業主としても辣腕をふるい、一族の覚えも高い。
                                                   ~FANZA GAMES引用~

オススメルート

BAD END→柳ヶ瀬 湊→花之宮 瑞穂→ユルシュール=フルール=ジャンメール→桜小路 ルナ

最初はBAD ENDルート、最後は桜小路 ルナルートをプレイしてほしい

~感想~

女装×服飾『月に寄りそう乙女の作法』

「月に寄りそう乙女の作法」は、女装ものの名作として評判を聞いてプレイしました。結果、このシリーズにどっぷりとハマってしまいました!シリーズ第1作目となる本作は、どのルートも非常に面白く、最後まで見ごたえたっぷり。BADENDにも思わず注目してしまう内容で、さらにその後の続編も発売されているので、ぜひシリーズ全作をプレイすることをおすすめします。

ルナ様という理想のヒロイン

このシリーズ最大の魅力は、なんといってもルナ様でしょう。意志が強く、周囲を的確に見る能力と決断力を持ち、そして何より優しく仲間想いな彼女は、まるで理想の上司のような存在です。このキャラクター性があまりにも魅力的で、主人公が奉仕の心を抱いてしまうのも納得です。ルナ様ルートでは、主従関係から生まれる信頼と愛の物語に心を揺さぶられました。

笑いあり感動ありのストーリー

ストーリーは緊張感のある展開だけでなく、要所要所に笑いを取り入れてくれる点がとてもありがたいです。ギャグのセンスも非常に良く、普段あまりエロゲで笑わない私が笑ってしまうほどでした。特に立ち絵やシステムを活かしたユーモア演出には感心させられます。さらに、ストーリーが長めであるにもかかわらず、終始飽きさせない工夫が随所に見られ、夢中でプレイし続けることができました。

女装×服飾の新鮮な世界観

服飾学校を舞台にした学園ストーリーと聞くと、少し敷居が高く感じるかもしれません。しかし、本作では専門用語に丁寧な解説がついており、服飾に関する事前知識がなくても全く問題ありません。むしろ人間ドラマに重点を置いたストーリー構成のため、服飾に興味がなくてもすんなり楽しむことができます。また、女装もの特有のハラハラ感や、正体が明かされる場面でのカタルシスも存分に味わえます。

総評

「月に寄りそう乙女の作法」は、笑いと感動、緊張感と興奮を兼ね備えた名作です。その完成度の高さから、シリーズ全体に手を出したくなること間違いなし。特にルナ様のキャラクター性は圧倒的で、彼女の魅力に取り憑かれる人も多いでしょう。

また、BADENDの展開も含めてしっかりと楽しめる内容であり、続編にあたる「乙女理論とその周辺」もぜひプレイしたい作品です。

~最後に~

今回はNavelの「月に寄りそう乙女の作法」を紹介させて頂きました。

完全にハマった私は、必ず全部コンプリートして見せる。

コンプリートしたら、まとめ記事を作成してもいいかも。

月に寄りそう乙女の作法
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