初恋マスターアップ プレイ感想【ネタバレ無し】

エロゲ紹介

大人になりきれない僕らの青春ADV

発売日2025年05月30日ブランドあざらしそふと
原画さいもん /やまのかみ /あにぃ /ぼに〜シナリオ保桜
オススメポイント

・“失恋”をしっかり描かれている
・ゲーム制作を題材にしたリアリティあるシナリオ
・甘さと苦さのバランスが絶妙
・EDが最高!

初恋マスターアップ
created by Rinker
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~オープニングムービー~

~あらすじ~

不本意な形で青春を終わらせた過去を持つ主人公、永富幸寿(ながとみゆきひさ)。
学園卒業から数年――変化のない毎日を過ごしていた彼はある日、
幼い頃に疎遠になった父・招福真二郎の遺した
莫大な資産と自宅の相続権があることを告げられる。

思いもよらぬ形で大金を手にした幸寿は、伯母からの助言もあり、
それを元手にかつて終わらせてしまった青春――ゲーム製作の再開を決意する。

そして始まったスタッフ集め。
かつての仲間であり、現在は人気イラストレーターとして活動中の九恋乃香(いちじくこのか)。
チーム再結成の後押しをした、幸寿の一番の理解者である幼馴染、万願寺(まんがんじ)うらら。
そして幸寿の代わりにシナリオを担当する新入りメンバー、波羽若奈(はわわかな)。

これは不器用な男女が青春を取り戻す物語。
多くの人物に支えられながら、幸寿たちの行き着く未来はいかなるものか――。



~FANZA GAMES引用~

~登場人物~


万願寺 うらら
幸寿の幼なじみであり、現在の雇い主。
人気同人サークル『URARARARA』を主宰しており、その売り上げで生計を立てている。
ふざけたりからかうような言動が多いが、心の奥底では友人のことを最優先に考えている。

波羽 若奈
商店街にあるゲームショップでバイトをしている、小説執筆が趣味の大学生。
投稿サイトに小説を投稿しており、過去には商業化のオファーが来たこともある。
だが、その際に起きた出版社側の過剰な介入に耐えきれなくなって辞退してしまった。
その出来事がトラウマとなってしまい、自分なりのケジメとして小説は趣味と
割り切るようになった。
大きな胸を隠すためダボッとした服を着ているが、隠しきれていない。

九 恋乃香
七ツ橋大学芸術学部三年。
幸寿の過去のチームメンバーで現在は人気イラストレーター。
ただ社交性は低く、大学にも親しい友人はいない。
チーム再結成を決意した幸寿から合流をお願いされるも、
就活が始まることを理由に拒否している。
そのそっけない態度の理由は、学園時代の不幸な事件にあるようで――。

枢木 ハルルカ
うららのサークルを手伝う何でも屋さん。
『喋るのがめんどくさい』という理由で
自作の音声読み上げソフト『よんだもん』で会話する。
が、時と場合によっては自分の言葉で話すこともある。
その際は少々舌っ足らずな話し方になる

勘解由小路 静里
出版会社『海豹出版』に努める若奈の元担当編集。
若奈とともに良い作品を作ろうと思っていたが
先輩編集たちの強引な介入により失敗という苦い経験がある。
若奈の心を折ってしまったことに責任を感じており、
仕事が白紙になった後も彼女のバイト先に様子を見に来たりしている。
が、声をかける勇気はない。
頑張り屋だけど結構おバカ。表情豊かで無駄に乳がデカい。
                                                   ~FANZA GAMES引用~

~感想~

アマカノ2との比較、そして期待感

あざらしそふとの最新作ということで、発売前日から非常に楽しみにしていました。
本作をプレイする前に、私は同ブランドの『アマカノ2』を先にプレイしていたこともあり、どうしても比較してしまう部分がありました。

ただ、シナリオ重視のプレイヤーとしては、今作『初恋マスターアップ』の方が、より心に残る作品だったと感じています。
クリエイターとしての苦悩や責任、恋の失敗による痛み、過去との向き合い方、そしてヒロイン同士の友情――
そういった人間関係の繊細な感情のやりとりがとても丁寧に描かれており、物語としての完成度は本当に高いと感じました。

どんなにキャラクターデザインやBGMが良くても、シナリオが0点なら作品全体の評価もガタ落ちしてしまう。
プレイヤーとして勝手ながら作品を評価している自分にとっても、「シナリオライターという仕事の重さ」を改めて痛感させられる作品でもありました。

恋が叶えば、誰かの恋が終わる。だからこそ美しい

本作最大の魅力のひとつは、やはり「選ばれなかったヒロインの描写」です。

三角関係の中で、誰かが恋を実らせれば、誰かが失恋する――
でもその描写がただの“悲しみ”で終わらず、どこか清々しさや前向きな余韻を残してくれるところが素晴らしかった。

涙ながらに受け入れる彼女たちの姿に、私は心を打たれました。
それは声優さんの演技、音楽、BGMの無音演出、全てが噛み合ってこその演出だったと思います。

甘さと苦さが共存する、極上の人間ドラマ

「あざらしそふと」といえば、甘々なラブコメ系の作品が多いという印象があるかもしれませんが、今回は違います。
甘さの中にしっかり“苦味”があって、大人になりきれない登場人物たちの不器用さがリアルに胸に刺さってきます。

恋愛だけでなく、「創作」もまた大きなテーマになっており、ゲーム制作の裏側や、責任の重さ、創作を続ける怖さ――そういった描写もまた本作の深さを支えていました。

ED曲「始発とハミング」──物語の余韻を美しく締める名曲

そして最後に触れたいのがエンディング曲です。
『初恋マスターアップ』という物語を締めくくる楽曲「始発とハミング」が、とにかく刺さりました。
切なくも、優しく、どこか背中を押してくれるような歌詞が、本編を終えたあとの余韻にぴったりです。

この曲の紹介動画も公開されているので、未プレイの方でもぜひ一度聴いてみてほしいです。
ゲームの雰囲気を知るきっかけにもなると思いますし、EDだけでもこの作品がどれほど丁寧に作られているかが伝わるはずです。「始発とハミング」11:00~です。

おわりに:タイトルに偽りなしの“マスターアップ”

『初恋マスターアップ』というタイトルが、これほどしっくりくる作品は他にないと思います。
あのとき、言えなかった想い。ずっと胸に抱えていた痛み。過去に置き去りにした“初恋”を、ようやく形にする物語。

個人的には、2025年新作でプレイした中で一番心に刺さった1本になりました。

プレイを終えた今、静かにエンドロールが流れる中、あのEDがもう一度耳に残ります。

~最後に~

今回はあざらしそふとの「初恋マスターアップ」を紹介させていただきました。
シナリオ担当の保桜氏の「友だちから恋びとへ」は気になっていますので、プレイしてみたいですね。

アマカノ3の発表もありましたね、アマカノ2と同じモーションを入れて欲しいと切に願います。

初恋マスターアップ
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