| 発売日 | 2016年11月25日 | ブランド | SWEET&TEA |
| 原画 | あめとゆき | シナリオ | 雪仁 |

~オープニングムービー~
~あらすじ~
色とりどりの花で埋め尽くされた美しい街。
ショウはレンと共にその街を訪ね、喫茶店で働くハルたちと出会う。
喫茶店の2階に住み込みで働かせてもらうことになったある日、
深夜にひとり出て行くハルを追いかけて行くショウ。
街から遠く離れた、見渡す限り花に囲まれた丘の中央でショウは、
月明かりで淡く輝く大きな樹の下、
ハルに抱かれた小さな女の子が花になる瞬間を目にしてしまう。
ショウに気付いたハルは、
咲き乱れる美しい花たちに目を細めて寂しそうに微笑む。「こんな世界で、わたしはこうやって生き永らえて来たの。
でもわたしはまだ生きていたい。他人の命を引き換えにしてでも」ハルと同じように舞い散る花びらを見上げながら、
『この世界が何を押し付けようと。
どれだけの人がハルを許さないと言ったとしても―』その言葉の代わりに、ショウは告げる。
「―それでも俺は、こんな世界の終わりを願うよ」
~FANZA GAMES引用~
~登場人物~
![]() ハル | 街外れにある喫茶店、ファミーユで働く3姉妹の2番目の姉。 ファミーユの店長でもあり、主にケーキやお菓子などを担当している。 のんびりとした柔らかい物腰でいつも笑顔。困った時も笑顔でマイペース。 でも実は姉妹の中で一番芯が硬く頑固者。 寝起きが壊滅的に弱く、遅刻しない日の方が珍しい。 日課の日記を書きすぎているのが原因。 |
![]() コトセ | ファミーユで働く3姉妹の長女。 仕事では主にフロアで紅茶やドリンクの担当をしている。 長女らしく世話焼きでややおせっかい。 凛とした美人で、立ち居振る舞いもしなやかだけども、からかうと真に受けるので、イジり甲斐のあるお姉ちゃん。 読書が好きで本屋の常連。 自宅で紅茶の木を栽培していたりする本格派。 |
![]() ユキナ | 3姉妹の一番末っ子の妹。 仕事はフロアで接客案内と小物作りを担当している。 明るくてざっくばらんで物怖じしない。 楽しいことが好きでいつも飄々としているが、姉妹の中で一番冷静に周りを良く見てたりする。 手先が器用で栞作りが得意。 にしし、と歯を見せて大げさに笑う癖がある。 |
![]() レン | ショウと一緒に街を訪れた女の子。 ファミーユに住み込みで働くことになるが、主にマスコット的な戦力外ウェイトレス。 天真爛漫という言葉がぴったりで感情表現が実に素直。 見た目通りな愛嬌の良さで見てると和まされる。 すぐに謝る癖があるが、本気で謝られると見た目的な意味で罪悪感がすごい。 ショウには年の離れた妹のように懐いている。 |
~感想~
儚くも美しいファンタジー世界で紡がれる物語
この作品は、エロゲとしては珍しく、極端に下世話なキャラクターや過激な下ネタがほとんど登場しない、非常に洗練されたファンタジー作品です。そのため、エロゲというよりも、全年齢向けの美しいファンタジーラノベやアニメと比較されることが多いかもしれません。
【シナリオよりもキャラクターに惹かれる作品】
「良質なシナリオゲー」と評されることが多いですが、私自身はこの作品を「キャラゲー」として評価したいと思います。この作品の魅力は、何と言っても儚い世界観の中で心に欠落を抱えつつも、それを隠しているヒロインたちが、主人公と関わることでその苦しみを吐き出していく過程にあります。そのようなヒロインたちを愛せるかどうかが、このゲームの評価の鍵になるでしょう。もちろん、エロシーンもその一環として楽しめるかがポイントです。
【泣きゲーとしての魅力】
本作は間違いなく泣きゲーです。各ヒロインのシナリオがコンパクトにまとまっており、テンポよく進行するため、感情移入しやすく、特に青髪の子のルートは涙を誘う名シーンが詰まっています。オープニング曲もストーリーとマッチしており、曲が好きな方にもオススメです。ただし、プレイ時間が約10時間と短めであり、もう少しヒロインたちとの日常パートやその後の話を見たかったと感じる点は少し残念です。
【初心者にもオススメのシナリオ構成】
シナリオは1本道で、分岐点からヒロインを一人ずつ攻略していくスタイルです。世界観がシンプルでわかりやすく、エロゲ初心者にもオススメできる内容です。主人公がヒロインたちと少なからず過去の接点を持っているため、過去の回想シーンが多く挿入されますが、これが物語の深みを増しているように感じます。
【ビジュアルとシステムの完成度】
ビジュアル面では、美麗なCGとシーンのクオリティが高く、キャラクターのイメージを崩すようなプレイもなく、全体的に丁寧に作り込まれています。また、バックログからのジャンプや次の選択肢へのジャンプ、BGVなど、欲しいシステムが一通り揃っており、プレイの快適さが保証されています。
【総評】
儚くも美しいファンタジー世界を舞台に、心に傷を抱えたヒロインたちが主人公と共に成長していく物語を描いた良作です。シナリオ自体はシンプルでテンポよく進行するため、初心者にもオススメしやすい作品ですが、その美しい世界観やキャラクターにどれだけ感情移入できるかが、評価の分かれ目になるでしょう。
日常パートの尺がもう少し欲しかったという声もあるかもしれませんが、それでも十分に没入できる魅力があります。泣きゲーとしても非常に優れており、ヒロインたちの涙を受け止められる準備ができているなら、ぜひプレイしてみてください。
~最後に~
今回はSWEET&TEAの「枯れない世界と終わる花 」を紹介させて頂きました。
【初心者オススメエロゲ5選】にも載せる予定です。






