魔法少女ノ魔女裁判 プレイ感想【ネタバレ無し】

あさせの独り言

魔法議論ミステリーADV

【百合】【ダンガンロンパ】【可哀想な少女】のいずれかが好きな人にはぜひプレイしてほしい一作。全部刺さるなら、そこまで高額はないので是非購入してほしい

オススメポイント

・ 魔法が生むトリックが新鮮
・推理と議論のバランスが絶妙
・多種多様なキャラクターが魅力的

~オープニングムービー~

~あらすじ~

「この中に、魔女になった少女がいる」

高校1年生になるはずの朝、エマが目を覚ますと、そこは薄暗い檻の中。
身に覚えもなく絶海の孤島に存在する牢屋敷に閉じ込められ、
混乱するエマに、一羽のフクロウが告げる。

「キミはこの世界に害をなす――『魔女』である可能性があると認定された」
「ここで、一生囚人として生活してもらう」

当たり前だと思っていた日常が崩壊した。
エマは囚人生活の中で同じ魔女候補の少女たちと知り合っていくが、
ある時、フクロウは囚人の少女たちを集めて言い放つ。

「魔女裁判を執り行う」

それは、13人の少女たちの中から一人ずつ『魔女』
……すなわち処刑対象を選定していく、
あまりに残酷なゲームの開始だった――

~公式HP引用~

~ゲーム紹介~

・魔女候補の少女たちを巡る本格ゴシックミステリ
主人公・エマは謎めいた牢屋敷に閉じ込められ、『魔女候補』と共同生活を送ります。
牢屋敷とはなにか。魔女とはなにか。本当の真犯人は誰なのか。
ストーリーをクリアして、新たなストーリー体験を迎えても尚、新たな視点が明らかになり、物語は新たな姿をあらわにします。

・裏切りの囚人生活
プレイヤーは、個性豊かな少女たちの言葉からヒントを得て、彼女たちの発言の矛盾を暴き出し、嘘つきの『魔女』を探し出さなければいけません。

・残酷な議論パート
牢屋敷では、紛れ込んだ『魔女』の手によって殺人事件が起こります。定期的に行われる『魔女裁判』で、議論と推理によって犯人を炙り出していく必要があります。

~公式HP引用~

~登場人物~


桜羽エマ
ポジティブで元気な少女。
思いやりがあるが、
寂しがりやで人のぬくもりに飢えている。

他人に嫌われることを極端に怖がっている。

二階堂ヒロ
成績優秀、非の打ちどころがない少女。
真面目で礼儀正しい大和撫子だが、
正義感が強すぎる傾向にある。

『正しくないもの』に対して一切の容赦をしない。

夏目アンアン
引きこもりの少女。
ほとんど言葉を発さず、
スケッチブックを介した筆談で話をする。

筆談の際の一人称は『わがはい』。

城ケ崎ノア
ストリートアーティストの少女。
超然と、常にふわふわとした雰囲気を纏っている。

彼女のアートは世界中で人気を博しているが、
その作者が彼女だと知る者は未だかつていない。

蓮見レイア
有名な役者の少女。
中性的な容姿から女性人気が非常に高い。

努力家で責任感が強く、常に自分が中心にたって周囲を護らなくてはと考えている。

佐伯ミリア
白ギャル風の少女。
ギラついた見た目に反して大人しく、おどおどしている。要領は悪いが心優しい。

発言の端々に、年齢不相応の哀愁を漂わせている。

宝生マーゴ
詐欺師の少女。
誰に対しても親しげかつ好意的に接する。

本心では誰も信じていないため、何事も真面目にとりあわず、常に悠然とふるまっている。

黒部ナノカ
牢屋敷に強い敵意を燃やす少女。
口数が少なく、他人を突き放すような態度が多い。

牢屋敷のルールや構造については他の囚人たちより詳しいが、他人と協力せず単独行動を好む。

紫藤アリサ
不良の家出少女。
非常に口が悪く威圧的で、ケンカっぱやい。

様々なものを嫌っているが、
何よりも自分のことを一番に嫌っている。

橘シェリー
自称名探偵の少女。
にこやかで、楽しい事に迷わず飛びつく奔放な性格。気になった事にはとことん好奇心を発揮する。

ただし、一切の道徳心を持たない。

遠野ハンナ
お嬢様言葉で話す少女。
浮世離れした高慢ちきな振る舞いに徹している。

名家の令嬢を騙っているが、
実際はかなり貧乏な家庭の生まれ。

沢渡ココ
ストリーマーの少女。
配信時はポジティブで明るいが、
本性はとにかく毒舌で、気分の上下が激しい性格。

自分と『推し』以外、世界のすべてを憎んでいる。

氷上メルル
極端に臆病で、心配性な少女。
人の心に対して敏感で、物陰に隠れて他人を気にしている。自分の事に関してはネガティブ思考。

常に半泣きで、すぐに涙がこぼれてしまう。

多種多様なキャラがいるので、必ず推しが出来るでしょう。

是非推しを作ってから、プレイしてみましょう。

プレイ前の推しは蓮見レイアです。
クールでかっこいいですね。

~感想~

事前情報

発売前から大きな話題を呼んでいた本作。クラウドファンディングではなんと6,680万円もの支援を集め、X(旧Twitter)のフォロワー数は14万人を超えるなど、注目度の高さがうかがえます。

そして本作、どうやらただの話題作ではありません――“推しキャラが必ず死ぬ”という、かなりぶっ飛んだ設定で知られています。尖りまくった内容に、プレイ前から期待と不安が入り混じる感情を抱いていました。

この手の作品、嫌いじゃないどころかむしろ大好物。果たしてどんな衝撃が待ち受けているのか、楽しみにしながらプレイに挑みます!

選択肢のやり直しがありがたい

選択肢を間違えると、直ぐに死んでしまいます。一通り見てから進みたい人にはありがたいですね。

難易度について

魔女裁判のシーンでは、登場人物の発言に対して誤りを見抜き、正しく指摘していくパートがあります。もし選択を間違えてしまうと、最初からやり直しになるという緊張感のある仕様で、まるで『ダンガンロンパ』を彷彿とさせる展開でした。

右上に表示されるタイマーが0になるとゲームオーバーになる仕組みですが、時間には余裕があり、ほとんどの発言に対してしっかりと指摘できるため、全体としての難易度はそれほど高くありませんでした。

暴力的表現について

このゲームでは殺人事件が発生し、魔女を処刑するシーンもあるため、どうしても残虐で暴力的な描写が含まれています。

ただし、あるキャラクターの魔法によって、流血シーンが蝶へと変化するなど、美しく幻想的な演出に置き換えられている場面もあります。個人的にはその演出に魅了され、美しさすら感じましたが、苦手な方にとってはやはり厳しいかもしれません。

とはいえ私としては、もっとリアルな流血描写があってもよかったと感じましたし、死刑シーンでは断末魔の声などもボイス付きでリアル表現してほしかったというのが本音です。もちろん、規制の問題もあるので難しいのでしょうが……。

「残虐ゲー」――しかし最後に待っていたのは予想外の感動

本作をプレイするきっかけは「少女同士が殺し合う残酷なデスゲーム」という前評判でした。
しかし、実際にプレイしてみると――最後には思わず涙が出ていました。
普段、どんな感動系作品でもほとんど涙を流さない私が泣いてしまったのです。
それほどまでに、終盤の展開は胸を打ち、クリックが止まりませんでした

魔法が鍵を握る推理×裁判劇

「ダンガンロンパ」ライクな進行――閉鎖空間、殺人、裁判、そして処刑。
ただし、本作ではすべての登場人物が「魔女」であり、「魔法」という特殊な力を持っています。
それが事件に深く関わってくるため、ただの論理だけでは解けない、魔法前提のミステリとしての面白さが際立ちます。

「この子ならこの魔法を使って、こういう犯行が出来るのか」

「その程度の動機で…?」

魔法の制約と能力を把握しながらの推理は、独特の面白さがありました。

推理好きも満足できる構成力

事件はそれぞれ異なる趣向があり、推理パートには程よい難易度。
しかも、13人の少女たちがなぜこの孤島に集められたのか魔女とは何なのか
なぜ裁判をしなければならないのか
といった根幹に関わる謎についても、
しっかりと伏線が張られ、丁寧に回収されていきます。

物語の構成力は非常に高く、ストーリー全体にわたる伏線回収の気持ちよさも魅力です。

キャラクターがどんどん好きになる

本作の真骨頂は、なんといっても少女達の魅力。
第一印象からどんどん変化し、隠された一面や過去が少しずつ明かされていきます。
事件を通して深まる関係性、明かされる心の傷――
それがプレイヤーの感情を動かし、殺し殺されをしていた少女達ですが、みんな好きになってしまいました。

感想まとめ:感動と推理が両立する意欲作

プレイを終えてみると、最初の印象とはまったく違う“感動作”だったという思いが強く残りました。
最終章にかけての盛り上がり、そして綺麗に収束していく物語
それでいてラストには続編を匂わせる描写もあり、ぜひともまたこの世界観に触れたいと思わせてくれます。

2ページ目からネタバレ有の感想を作成致しました。
プレイ済みの人やプレイを検討していない人だけご覧いただければと思います。

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