今年もいよいよ残り1か月となりました。本当にあっという間ですね。
年を重ねるたびに、時間が過ぎるスピードがどんどん早く感じられて、「できれば年は取りたくないな……」なんて思ってしまいます。
そんなわけで、今年も締めくくりの時期が近づいてきたということで、個人的に思い入れのある記事を3つ、改めてご紹介したいと思います。
3位 ライムライト・レモネードジャム
今年は、待ちに待ったゆずソフトの新作が発売され、個人的にも界隈全体としても、一年で一番盛り上がったタイミングだったのではないでしょうか。
私自身も発売日には予定を完全に空け、0時からDL版をがっつりプレイしたのをよく覚えています。
そして今回の記事は、初めて“プレイしながら書く”というスタイルを試してみました。いつもは一度エンディングまで走り切って、少し時間を置いてから落ち着いて書くタイプなのですが、今回は熱が冷めないうちにキーボードを叩き続けました。
そのおかげで、プレイ当時の温度感や興奮をそのまま残した文章になっていれば嬉しいです。逆に、どちらのスタイルが自分に合っているのか改めて考えさせられる記事でもありました。
結論としては、やっぱり“その瞬間の熱量”はプレイ中にしか生まれないもの。
気合を入れて届けたい記事に関しては、今後もプレイと同時進行で書き上げていこうと思います。
2位 終ノ空remake -2025ver-
私が大好きなシナリオライター・すかぢ先生の処女作であり、いわゆる“三大電波ゲー”のひとつとしても有名な作品ですね。
私はかなり臆病な性格でして……有名作になればなるほど、「自分なんかが感想なんて書いていいのだろうか」と尻込みしてしまうところがあります。
「装甲悪鬼村正」や「WHITE ALBUM2」なんかもプレイはしているのですが、その圧倒的な作品力に気圧されて、いまだに感想記事を書けずにいるほどです。
そんな私ですが、この作品に関しては「有名作だからこそ、本気で紹介したい」と思って取り組んだ記事になります。
“三大電波ゲー”と呼ばれるだけあって非常に難解な内容なので、この記事では章ごとに区切って感想を書きました。
一つひとつ丁寧に振り返りながら、時間をかけて執筆したことで、
・難解さのとっつきにくさを少しでも和らげること
・私自身がどのように物語を解釈したのかを言葉にして伝えること
この二つを意識した内容になっています。電波系作品が好きな方や、気になっているけど踏み出せていない方に、少しでも届けば嬉しいです。
1位 Geminism 〜げみにずむ〜
この作品はコンパクトな構成ながらも非常に奥が深く、読後にじっくり考えさせられる内容でした。演出も素晴らしく、私のエロゲ歴の中でも特に印象に残った一本です。
ちょうどこの記事を書いていた頃は、「どうすれば記事のクオリティを上げられるだろう」と日々試行錯誤していたタイミングでもありました。そして、完全にネタバレ有りの記事に踏み切ったのも、この作品がきっかけです。
今年の中でも、間違いなく一番時間をかけた記事だと思います。解説的な内容を含める以上、見当違いなことを書いてしまわないよう細心の注意を払いながら、何周もプレイし直し、関連情報も調べていたのを今でも覚えています。
その甲斐あって、自分なりに“それっぽい”記事には仕上げられたのではないかと思っています。
とはいえ、改めて読み返すと「浅いな……」と感じる部分や、反省点も多々ある記事でもあります。
それでも、この作品を熱意を持って掘り下げた経験は、間違いなく今の自分の記事作りの土台になっています。
～最後に～
気合を入れて書いた記事だからといって、必ずしも閲覧されるわけではない──頭では分かっていても、やっぱり少し寂しい気持ちになるものです。
それを強く実感したのが「Geminism 〜げみにずむ〜」の記事でした。あのときはかなり凹みましたが、振り返ってみれば貴重な経験だったと思います。
一方で、今年最も読まれた記事は「ライムライト・レモネードジャム」でした。やはり“時期もの”は検索されやすいですね。多くの方に読んでいただけて、とても嬉しかったです。
まだまだ未熟で、発展途上の記事ばかりではありますが、
「次にプレイするエロゲがきっと見つかる。」
このコンセプトのもと、これからも見やすく、率直で、読んで楽しい感想記事を届けていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。