| 発売日 | 2018年01月26日 | ブランド | パープルソフトウェア |
| 原画 | 克/あきお | シナリオ | 御影/緒乃ワサビ |

~オープニングムービー~
~あらすじ~
11月、冬。
とある山間部に位置する、全寮制のミッション系女子校・霧原学園。
男子禁制であるそこに、学生神父という特例で暮らす主人公・白鳥律はいた。律は、触れた者、特に性交渉を行った相手を【幸福】にする力をもつ。
奇跡の力を有するがために悪魔に狙われる彼は、生まれてから一度も学園の外に出たことがなかった。
そして、学園の少女たちに【天使】として抱かれてもいた。律は、ひとりの少女を殺した罪を背負い、なによりも他人を幸せにする誓いを立てていた。
清純と淫靡さを行き来しながら、ギリギリで正気をたもっていた日常。
しかし、ひとりの少女の登場によって、物語の幕があがる。
100年を旅した吸血鬼の少女、メアリー・ハーカー。そして、彼女とともに学園にしのびこんだ、電話から囁かれる悪魔の声。
【奇跡】の力は本当に人を幸せにするのか?
この世界に生れ落ちた価値は?それは祈りが紡ぐ、命の物語──
~FANZA GAMES引用~
~登場人物~
![]() メアリー・ハーカー | 超ポジティブで純心なポンコツ吸血鬼。 アカイトリ。 吸血鬼としては半人前で、わずかな魅了以外の力はない。 学園に通うことになってからは主人公のクラスメイトになる。 大変な過去があり、良いことも言うが、ポンコツマスコット。 |
![]() 黒崎 小夜 | 主人公の双子の妹とされる少女。クールなツンデレのようで、 実はただの面倒くさがり。主人公に似た奇跡の力を持つ。 学園にあらわれてからは主人公のクラスメイトとなる。 思ったことをストレートに口にし、脳みそは意外とピンク色。 |
![]() 海野 あかり | 1年生で主人公の後輩。普通の人間の少女。クロイトリ。 いじくられて輝くM体質。おかえりなさいませご主人様 >< 。 水泳部に所属していて、高飛び込みをしている。 危ないモノや怖いモノに敏感で、怯えながら近づいてしまう。 |
![]() 赤錆 理沙 | 新任の女教師であり、学園の卒業生。授業中は努めて大人に 振舞っているが、妙に抜けているところがある。 サボり魔だった学生時代に面識のあった主人公には、 素の顔を見せる。実は、主人公の初体験の相手。 |
![]() 赤錆 美果子 | 主人公のクラスメイト。完全記憶の持ち主で、頭脳は学内随一。 人の気持ちに無関心で、その天才性ゆえに一般常識からはズレた 行動を取りがち。学園で唯一の男子である主人公のことは 気に入っている。理沙の妹で、姉妹仲は良好。 |
~感想~
『アオイトリ』レビュー:御影氏と緒乃ワサビ氏が贈る、心揺さぶる物語
深いテーマ性と複雑な構成が魅力の一作
『アオイトリ』をついにプレイし、深い感慨に浸りました。シナリオライターとして名高い御影氏と緒乃ワサビ氏がタッグを組んだこの作品は、そのテーマ性と物語構成の奥深さが、プレイヤーの心を強く揺さぶります。本作の最大の特徴の一つは、特別な人間と普通の人間の対比です。「特別な人間」とは、信念や意志を貫き、誰に否定されようとも、自らの道を歩み続ける存在として描かれています。一方で、普通の人間は環境や状況によって意志を変える者――その描写を見たとき、確かにその通りだと感じました。大きなことを成し遂げるためには、自らの意思を曲げず、前に進む力が必要なのだと実感させられました。良い意味でも悪い意味でも、特別な人間とはそういうものなのでしょう。私自身も良い意味で「特別」な存在になれるよう、自分の道を見つめ直すきっかけを得ました。

生きる意志を問われる問いかけ
物語の終盤、「あなたは、この世界が好き?」という問いが登場します。この問いは、これまで考えたことがなかったもので、非常に重いものとして心に響きました。人間は何のために生きるのか、どんな世界を好み、どう歩むべきなのか――そうした壮大なテーマが作品の根幹に流れていると感じます。この問いに対して私は即答できませんでした。それほど深いテーマが、『アオイトリ』を通じて問いかけられているのです。私の人生目標である「幸せの先を見つけたい」というテーマよりも、さらに広がりを持つ問いかけです。いつかこの問いに対する答えを見つけられるよう、人生を歩んでいきたいと思いました。もしかすると、その答えは人生の最後にしか見つからないかもしれません。

絡み合うHシーンと物語の深み
本作では、Hシーンがただの「おかず」としてではなく、物語の進行とキャラクターの心情を深く結びつけています。特に、キャラクターの成長や葛藤が描かれる場面において、Hシーンが挿入されることで物語の一部としての役割を果たしており、その構成には驚かされました。原画の美しさも特筆すべき点で、キャラクターの心情や物語の流れと融合することで、プレイヤーに深い印象を残します。多くの作品がエロシーンをただの見せ場として使うのに対し、『アオイトリ』では物語そのものを支える要素として活用されています。これにより、キャラクターの魅力がさらに引き立つとともに、作品全体の深みが増しています。

重厚なストーリーを諦めずに進む価値
『アオイトリ』は、特別な人間の物語を中心にしながらも、普通の人間がどう生き、何を選ぶかを描いています。シナリオはかなり重く、時には胸にくる展開もありますが、これを乗り越えてこそ得られる感動があります。諦めずに最後までプレイすることで、必ず何かを得られる――そんな思いが作品全体に宿っています。特に各ルートが絡み合い、最後にすべてが一つに結びつく瞬間は、これまでに感じたことのない達成感と感動を呼び起こしてくれます。

自分自身と向き合うきっかけ
『アオイトリ』は、単なるエロゲにとどまらない作品です。人間の本質や生きる意志、特別であることの意味を深く掘り下げています。プレイヤーとしてただ楽しむだけでなく、人生や自分自身の在り方について考えさせられる――その意味で、非常に意義深い作品です。全ルートをクリアしたときに得られる感情の高ぶりや達成感は言葉にできません。興味を持った方には、まず体験版をプレイしてみてほしいです。序章までもが素晴らしいです。その先に広がる物語を最後まで見届けてこそ、この作品が持つ力強いメッセージを感じ取ることができるでしょう。

~最後に~
今回はパープルソフトウェアの「アオイトリ」を紹介させて頂きました。
「アオイトリ」の対となる作品「アマツツミ」現在プレイ中です。

こちらの作品も評判が良い作品となっています。
シナリオライターの御影氏ですと「ムーン・ゴースト」


緒乃ワサビ氏ですと「白昼夢の青写真」や「未来ラジオと人工鳩」

こちらが大変オススメとなっております。







